おはようございます。
昨夜は雷と雨が猛烈で、光と音に刺激されて真夜中なのに目も冴え冴え。閉じていてもまぶた越しに眩しいんですから。多分ごく短時間のことだったんだろうと思いますが、3秒に一度くらいの頻度で落雷するわ、鳥も驚いて騒々しいったらもうねぇ…。
そんなかんじで今朝は寝不足感たっぷりです。
（画像はイメージです）
今週のお仕事
●アパレル用のグラフィック
●ロゴがてんこ盛り
●プログラム広告
アメリカやアジアに比べると、ヨーロッパのロゴは落ち着いてますね。グイグイ前に出て来るタイプではなく、どっしりした安定感とか耽美感があります。この重さがちりばめられた街の空気がヨーロッパを表現するのに大事なんだろうなあと思うわけですが、落ち着いてる＝テンションが低いってこと。人をキャッキャ言って喜ばせたいスペースのテーマがヨーロッパだったりする場合は、このテンションの低さに引きずられないように気をつけます。
こないだ行ったベネチアンのショッピングモールは、ずばり「ベネチア」がテーマの空間でしたが、屋内に屋外空間を作ってしまう方法は「天井・床・壁」はもちろん、街灯や石橋などの構成要素も含めて「誰がなんと言おうとベネチア」と強制的にコンセプトをまとめられるのが強いですねえ。きっちり街を作ってしまえば、ショウウインドウはそれぞれのブランドがその箱のなかで独自にアピールをすればするほど、魅力的に仕上がります。こうなると、店舗ロゴなんてのはそれぞれの店のコンセプトをちゃんと表現してさえいれば、空間コンセプトを左右することなんて大それたことは考えなくても大丈夫。
空間デザインの責任は大きいですね〜。私が言うのもなんだけど、グラフィックなんて鼻息で飛んでいっちゃう！
