Link Design News

リンクデザインの近況です。

本当は今日テントが設営完了して明日から搬入だったのに、台風対策で全てが2日押しに変更。準備期間がぎゅっと圧縮されました。手配も段取りも何回変更連絡してることやら。まあ、自分的にはほぼ学祭ノリなんでそれすら楽しいんだけど。

設営予定地からグランドスタンドを見たところ。

あの頃とはあきらかに違うなぁ、と思うのは。。。アホかというほど起こり得る事故を想像(空想。もはや妄想)して対策を練る時間を取るようになったことかなぁ。幼稚園時代から培ってきた妄想力がモノを言うこの仕事は、すごく私に向いている気がする(笑)子供の頃、先生たちは「ダメ」しか言わんつまらん人種と思っていたから、なんでダメなのか妄想の内容をできるだけ人にもお伝えするけどね。売れる売れない・お客が入る入らない・運営のフローなどの心配りをお任せできるだれかがいるというのも大きいかな。

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最近、デザインに興味を持ってここを読んでくれる若い人がちょいちょい居てくれることに気づくことがあり、感謝しています。^^
デザイナーってどんな人が向いてるの?っていう質問にお答えして。デザインのお仕事って「デザインが好き」以外に、お仕事として成立させるためにいくつか必要な能力があるのよ。

たとえば、相手と向かい合って目を見て話をすること。時間をかける・かけないにかかわらず、相手が何を望んで話をしてくれているのかを吸い上げること。吸い上げた内容を形にして見せること。
できないと思った場合、素直に自分自身の今の力を提示して、誠意をもって「次の人に声をかけてください」とお断りできること。ここまではまず最低限クリアする必要があります。


えっ。人としゃべるのが苦手だからデザイナーになろうと思ったのにって??ふふふ。あなた、中学生のころの私ですか。今でも上手に喋るのは苦手ですが、まずは「人が苦手」をちょっとずつ克服するために「あなたが私のことを嫌いでも、私はあなたが好き!」とアピールする練習を積み重ねましょう。


そのつぎに、挑戦するともっと広がるし楽しくなるからオススメなのは、やったことがない仕事にトライする気力を持つ。手伝ってくれそうな人や企業を探して、説明して、お願いして口説き落とす熱意を持つ。


ん?そうですね。後半はデザインだけにとどまらず、どんなお仕事にも共通してますね!結局、お仕事を「右から左に流すだけ」では永遠に楽しくなりにくい。「ストレス」があるからこそ仕事も人生も自分の足で歩いてる実感が湧くっつうもんです。


最後に、簡単に諦めたり放り出したり丸投げしたり、、自分がされて嫌なことはしない。あたりまえ体操。私はそうありたいと思いつつ、今日もまだまだ道の途中でござる。


年寄りの小言っぽくなるんで、ここらでおしまい